ネットショップで売れるコツとは?今すぐ実践すべき3つの販促方法

2024.10.30

今すぐ実践すべき3つの販促方法

ネットショップ経営をスタートしてみたものの、なかなか成果が上がらず、売れるコツを知りたい方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ネットショップで売れない理由としてはサイトの認知度の低さやページの離脱率の高さが原因として挙げられるため、コンセプト・デザイン・導線などを改善していく必要があります。

この記事では、ネットショップで売れない理由と売れるコツのほか、効果的な販促方法などをご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

ネットショップで商品が売れない3つの理由

売れ残った商品のイメージ

ネットショップにおける成果は、訪れたユーザーの人数・購入単価・購入率の高さによって変動します。

運営するネットショップでなかなか商品が売れない理由として、上記要素のいずれかが足を引っ張っている可能性があるため、原因を見つけて少しずつ改善していきましょう。

まずは、ネットショップで商品が売れない大きな理由を3つ解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

①ネットショップの認知度が低い

ネットショップで商品が売れない1つ目の理由は、ネットショップの認知度が低くアクセス数が少ないことです。

ネットショップは、町中にある実店舗とは異なり「たまたま見つけて入店する」ということが起こりにくいため、ネットショップの存在を多くのユーザーに知ってもらいアクセスを集める必要があります。

ネットショップの認知度を高める施策として、X(旧:Twitter)やInstagramといったSNSアカウントでの宣伝や、Web広告の打ち出しと効果の検証などが挙げられるでしょう。

②ユーザーの離脱率が高い

ネットショップで商品が売れない2つ目の理由は、サイトに訪れたユーザーの離脱率の高さです。

SNSや広告で認知度が高まりアクセス数が増加したとしても、ページをすぐに離脱されてしまえば売り上げには繋がりません

サイトがスマホで見づらいデザインになっていたり、商品を買うボタンが分かりづらいなど、ユーザーがストレスを感じる要素は極力排除するのが好ましいでしょう。

③商品がカゴ落ちしている

ネットショップで商品が売れない理由3つ目は、商品をカートに入れても購入に至らないケースが多いことです。

ユーザーが商品をカートに入れても購入されない現象を「カゴ落ち」と呼びますが、カゴ落ちが多い場合には様々な原因やユーザーの事情が関係しています。

例えば、対応する決済方法が少なく普段のカードが使えないことや、発送予定日が遠かったり、購入手続き中のエラーで離脱しているといった原因が考えられるでしょう。

ネットショップで売れる7つのコツ

チェックリストのイラスト

ネットショップで商品が売れない理由が分かったところで、商品が売れるコツについて確認していきましょう。

商品が売れるようにするには、サイトのデザインや導線を分かりやすくしたり、SEO対策やSNSでの告知によって訪問者を増やすといった工夫が必要です。

続いては、ネットショップで売れるコツを7つ解説していくので、ネットショップ運営を始めたばかりの方もぜひ参考にしてみてください。

コンセプトを明確にする

ネットショップで商品が売れるコツ1つ目は、ショップのコンセプトを明確に打ち出すことです。

例えば「若者向けにリーズナブルなアイテムを紹介する」「40代以上の富裕層向けに高品質な商品を売る」など、売りたいターゲットやショップの方向性を明確にしましょう

コンセプトの軸が定まることで取り扱う商品の種類や単価に統一感が生まれ、さらに広告やSNSでの発信スタイルも分かりやすくなります。

商品名や画像を工夫する

ネットショップで商品が売れるコツ2つ目は、商品名や画像の分かりやすさ・伝わりやすさを見直すことです。

実物を確認できないネットショップでは、商品画像や説明文の印象が購入率に影響します。画像の明るさやコントラストを工夫したり、実際の使用場面を載せるとイメージが伝わりやすくなるでしょう。

また、商品のスペックや型番などを分かりやすく説明し、実際に購入したユーザーのレビュー欄を設置するなど、信頼性を高めることも効果的な施策のひとつです。

UI/UXを意識したデザインと導線

ネットショップで商品が売れるコツ3つ目は、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を意識した動線を作ることです。

UIとUXは簡単に言えばサイトの見やすさや使いやすさを示す指標であり、直感的に買い方の流れや決済方法などが分かりやすいデザインを追求しましょう。

ロゴやアイコンでカートの場所や決済方法が分かるようにしたり、文字の大きさやボタンの位置が適切かどうかを確認するなど、ユーザーの気持ちになって使いやすさを改善することが大切です。

ECモールごとのSEO対策

ネットショップで商品が売れるコツ4つ目は、ECモールごとに異なるSEO対策を実施することです。

SEO対策とは自社のサイトやページを検索上位表示させるための施策ですが、Amazonや楽天市場といったECモールではそれぞれ上位表示される検索ロジックが異なります

Amazonや楽天市場では販売実績が重視され商品名がSEOに影響を与えますが、Yahoo!ショッピングは「優良ストア」「優良配送」の獲得がSEO対策に効果的であるなど、違いを把握して対策することが重要です。

新着情報やSNSを活用する

ネットショップで商品が売れるコツ4つ目は、サイト内での新着情報やSNSでの発信を集客に活用することです。

サイト内のお知らせ欄の最終更新日が数ヶ月前になっていたりすると「ちゃんとしたお店なのか」とユーザーを不安にさせるため、定期的に新着情報を届けることが安心感や信頼感に繋がります

また、ショップ公式のSNSアカウントを作成して最新情報や面白いコンテンツを提供したり、サイト内にSNS共有できるボタンを設置して口コミ戦略を狙うのもおすすめです。

キャンペーンやイベントへの参加

ネットショップで商品が売れるコツ5つ目は、キャンペーンやイベントへ積極的に参加して認知度を高めることです。

楽天市場やAmazonといったECモールで開催されるイベントに参加することで、自社ネットショップの認知度や購入率を高められる可能性があります。

売り上げを伸ばしやすい時期にショップの存在をアピールすることで、商品ページの検索上位表示を狙える効果も見込めるので、ぜひ活用してみてください。

決済方法の充実化とセキュリティ対策

ネットショップで商品が売れるコツ6つ目は、対応できる決済方法を増やしながらセキュリティを強化することです。

欲しい商品が見つかっても、ユーザーが普段から使う決済方法に対応していなければ「別のところで買おう」と離脱され、せっかくの販売機会を取り逃すことになります。

また、運営者のPCセキュリティソフトの見直しやメンテナンスの実施、パスワードの複雑化による個人情報保護などを行い、ユーザーが安心して買い物を楽しめる環境を整えましょう。

売れるネットショップになるための販促方法3選

ネットショップで買い物しているイメージ

ネットショップで売れるコツをご紹介してきましたが、具体的な販促方法がうまくイメージできない方も居るのではないでしょうか。

ユーザーに長く愛され売れるネットショップになるには、新規顧客や既存顧客に向けた販促方法を使い分け、安心感や信頼感を構築していくことが重要です。

ここからは、売れるネットショップになるための販促方法を3つのポイントに絞って解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

新規顧客を獲得する販促方法

新規顧客を獲得するための販促方法として、お得なキャンペーンや企画を実施する方法がおすすめです。

送料無料キャンペーンは商品をECサイトごとの値段で比較しているユーザーに有効であるほか、一時的な割引キャンペーンなども新規顧客の獲得に効果を発揮します。

自社のECサイトとクリエイター・飲食店などとのコラボ企画を実施したり、SNSアカウントでの発信やWeb広告によって広く認知してもらう手法も効果的でしょう。

リピーターを増やす販促方法

ECサイトのリピーターを増やしていく販促方法は、クーポンやポイントの発行・メール配信などが効果的です。

購入時に付与されたポイントは次回の買い物の割引に使えるため、ネットショップを再利用する動機付けとなります。用途を一部カテゴリーに限定したクーポンを配布すれば、対象商品を購入するきっかけになるでしょう。

また、購入者へお礼のメールを送信したりお得な最新情報を配信することで、接点を増やして信頼関係を構築していくこともリピーター獲得に欠かせない販促方法のひとつです。

既存顧客を囲い込む販促方法

リピーターを獲得して既存顧客として囲い込むために、会員限定セールや会員ランク制度を設定するのもおすすめです。

特別な割引を行うことで既存ユーザーに特別感を覚えてもらい、自社ECサイトの「馴染みのお客さん」になってもらうことで、他社への流出を防いで囲い込む販促方法です。

また、利用するほどお得な特典が得られる会員ランクを設定すれば、継続的な利用を促進できるほか、累計購入金額が高い上位ランクのユーザーに高級な商品を勧めれば客単価の上昇も見込めます。

売れるネットショップになるコツを習得したい方必見の1冊をご紹介

ネットショップで売れるコツや販促方法をご紹介してきましたが、すぐに効果が出るとは限らないため、焦りや不安から運営の方針がブレることも珍しくありません。

商品が売れない・利用者数が安定しないなどの問題にお悩みの方には、令和の虎も出演した松下直人氏の著書「1円で売れ!禁断のネットショップ儲けのカラクリ」をおすすめします。

著者がネットショップ運営で手取り11万円から年収3,000万円を達成した具体的なテクニック・ノウハウが満載なので、より効果的な販促方法を学びたい方はぜひ手に取ってみてください。

「1円で売れ! 禁断のネットショップ儲けのカラクリ」keyboard_arrow_right

ネットショップの売れるコツと販促方法!商品が売れない理由も解説まとめ

この記事では、ネットショップ運営で商品が売れない理由や売れるコツのほか、売れるネットショップになるための販促方法をまとめてご紹介しました。

認知度が低く離脱率の高いネットショップは商品が売れないので、デザインや動線を分かりやすく改善したり、SNSやキャンペーンなどを活用して新規顧客を増やすことが大切です。

リピーターを既存顧客として囲い込むことでネットショップ運営が軌道に乗り始めるので、できそうな販促方法の企画立案と実施にぜひチャレンジしてみてください。

記事の監修者

EC-Consulting Japan株式会社 代表取締役社長

松下 直人

松下 直人

会社員時代に個人輸入した商品をネットで売ったことがきっかけで、EC事業に目覚める。
その後輸入から販売までのフローを組織化し、EC-Consulting Japan株式会社を創業。
現在は自社で複数のネットショップを運営しながら、自信の経験と自社の成功&失敗事例を元に、副業の個人から中小零細企業まで幅広くサポートしている。

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