ECモールで売上が伸びない理由|キーワードより重要な「商品画像」の考え方とは

Yahoo!ショッピングで商品を出品して、しっかり検索されて、クリックされて、購入される──。
シンプルなようでいて、実際にやってみると

「アクセスが来ない」「売上が伸びない」「広告を回しても効果が薄い」

などの悩みを抱える人は少なくありません。

その中で、とくに多い相談がこちらです。

「キーワード対策が大事だと聞いて頑張っているのですが、アクセスが思ったように増えません。他にも改善点はありますか?」

結論から言うと、
キーワードより前に改善すべき“もっと重要な要素”があります。

それが本記事のテーマ「商品画像」 です。

Yahoo!ショッピングは画像を基点として売上が動く“画像ドリブンEC”。
どれだけキーワードが完璧でも、画像が弱いとクリックされず、結果として“売れる入口” にすら立てません。

本記事では、

  • なぜ商品画像が売上に直結するのか
  • どんな画像がクリックされるのか
  • 1枚目~5枚目の役割はどう違うのか
  • 売れている店舗はどこに注力しているのか

を、初心者でも理解できるように体系的にまとめています。

記事の内容は動画でもご覧いただけます。

1. 商品画像が売上の8割を決める理由

お客さんは「言葉」より先に「目」で商品を選ぶ

まず最初に知っておくべきことがあります。

Yahoo!ショッピングの購入プロセスを分解すると、実は次のような流れで商品が選ばれています。

  1. 検索結果を見る(=画像を一覧で見る)
  2. 気になる「画像」をクリック
  3. 商品ページを見る
  4. 価格・説明文・評価をチェック
  5. カートに入れる

この流れで分かる通り、最初の“入口”は 画像 です。

つまり、どれだけ商品名を最適化しても、どれだけ説明文を丁寧にしても、クリックされなければ存在しないのと同じ。

さらに、Yahoo!ショッピングでは

  • 表示場所
  • 検索順位
  • カテゴリ順位
  • 関連表示

など、ユーザーの目に触れるほぼすべてが画像頼り。

次のような法則もあります。

  • クリック率の約 7〜8割は1枚目画像で決まる
  • 1枚目が強い商品ほど広告費が安定しやすい
  • 画像改善=売上改善に直結しやすい

つまり、商品画像はただの“飾り”ではなく
売れる/売れない を左右する「入口そのもの」 なのです。

2.1枚目画像は「お店の看板」

良い1枚目画像とは「ひと目で伝わる画像」

1枚目画像に求められるのは、とてもシンプルです。

ひと目で「何の商品か」「買う価値があるか」を伝えること。

特に初心者の方は、「情報を入れすぎない」 を意識するだけで格段に見やすくなります。

1枚目に入れるべき情報

  • 商品がはっきり見えるメイン写真
  • 強みが一瞬で分かるキャッチ
  • 誰向けの商品かが分かる雰囲気

避けたほうがいい表現

  • ごちゃごちゃ文字盛り
  • 写真が暗い・小さい
  • 情報が散らかっている
  • 他社と差別化できていない画像

売れる1枚目画像の特徴

  • シンプルな構成
  • 明るくて視認性が高い
  • 文字は少なく、要点だけ
  • 競合と並んだとき“違い”が分かる
  • 余白があり見やすい

3. 2枚目以降は「買う理由を作るフェーズ」

1枚目は「入口」、2枚目以降は「説得材料」

1枚目がクリックの入口なら、2枚目以降は “買ってもらうための説明” です。

よく使われる構成は次の通り。

画像構成の例(5〜8枚構成)

画像(順序) 表示内容 ポイント / 例
2枚目:商品特徴(ベネフィット) ・商品の強み(軽い/大容量/高品質/専用設計など)
・ユーザーにとってのメリットを端的に伝える
キャッチ短めに、視認性を優先。アイコンや短文で「一目で価値が分かる」構成に。
3枚目:使用方法・使用シーン ・使用イメージ写真
・実際の利用シーン(着用例/設置例/利用時間帯など)
ライフスタイルに馴染む写真を。ターゲットが自分を重ねやすい構図が効果的。
4枚目:サイズ・素材・スペック ・サイズ感(寸法、手との比較写真)
・素材・構造・重量などの具体情報
実寸値や比率を明記。手や身近な物との比較写真で誤解を減らす。
5枚目:他社との違い/比較 ・競合との差(1点に絞る)
・比較表やビフォー/アフター画像
「違いは●●だけ」とシンプルに示す。差別化ポイントは視覚化すると説得力UP。
6枚目:セット内容 ・同梱物の一覧(中身が一目で分かる)
・パッケージ写真、付属品アップ写真
何が届くか不安を払拭。パーツの名称ラベルを入れると親切。
7枚目:保証・サポート ・保証期間・交換対応・返金保証の有無
・サポート窓口の案内(短文)
信頼感に直結する情報。保証が強みならバッジやアイコンで強調する。

この構成にすると、どんな商品でも「買う理由」が自然と伝わります。

4. 売れている店舗が絶対にやらないこと

売れている店舗に共通するのは…

“画像を後回しにしない” という姿勢

実は、初心者がやりがちなミスがこちら。

  • とりあえず登録する
  • 写真はあとで変えるつもり
  • まずはキーワードを整える
  • 説明文を優先して書く
  • 他の店舗の真似をしてしまう

これ、すべてNGです。

なぜなら、画像が弱いままだと、検索でも広告でも戦えないから。

たとえるなら、弱い装備で強敵に挑むようなもの。

逆に、売れている店舗は

  • 最初に 画像だけを作る
  • 自社で作れなければ 外注する
  • とくに1枚目画像に時間をかける
  • テストを繰り返してクリック率を改善する

と、「画像=成果に直結する」と理解した上で戦略的に動いています。

5.画像改善だけで売上が伸びる理由

画像改善は“最短で成果につながる施策”

画像改善には次のような効果があります。

  • クリック率が上がる
  • アクセスが増える
  • 購入率(CVR)が上がる
  • 広告の効率が上がる
  • 自然検索順位も上がる
  • カテゴリランキングに入る
  • おすすめ商品枠に載りやすくなる

つまり、画像改善は、全体の数値に波及する“レバレッジ施策” です。

だからこそ、「キーワードより先に画像」なのです。

6.今日からできる画像改善3ステップ

見るポイントは3つだけ。

ステップ1:競合の1枚目画像を10商品分析する
  • 文字量
  • 配色
  • 写真の明るさ
  • 情報の詰め方
  • 差別化ポイント

これを眺めるだけで「何が売れる画像か」が見えてきます。

ステップ2:自分の商品を“並べて比較”する

検索結果で並んだとき、自分の商品は埋もれていないか?

チェックのコツは以下。

  • 色や明るさが弱くないか
  • 情報が少なすぎないか
  • 情報過多で読みにくくないか
  • 競合と同じデザインになっていないか
ステップ3:1枚目画像だけでいいので改善する

すべて直す必要はありません。

1枚目を改善するだけで売上が動くことは珍しくありません。

7.まとめ:最短で売れるページを作るには「画像」がすべて

まず取り組むべきは“1枚目画像”

Yahoo!ショッピングで売上を伸ばしたいなら、まず改善すべきは…

「商品画像」特に 1枚目画像。

理由はシンプルです。

  • クリックされなければ売れない
  • クリック率はほぼ1枚目画像で決まる
  • 画像改善は全体に波及する
  • 最短で成果が出る施策
  • キーワードよりも優先度が高い

だからこそ、初心者でも、上級者でも、まず手をつけるべきは「画像」なのです。

もし、

  • 商品が見られない
  • 売上が伸びない
  • 何から改善すればいいか分からない

と感じているなら、今日から 1枚目画像の改善 だけでOK。

必ず変化が出ます。そしてその小さな変化が、売れるページづくりの第一歩になります。

ECの専門家にYahoo!ショッピングの運用代行を相談するkeyboard_arrow_right
Yahoo!ショッピングを成功に導くサポートはこちらkeyboard_arrow_right

記事の監修者

EC-Consulting Japan株式会社 代表取締役社長

松下 直人

松下 直人

会社員時代に個人輸入した商品をネットで売ったことがきっかけで、EC事業に目覚める。
その後輸入から販売までのフローを組織化し、EC-Consulting Japan株式会社を創業。
現在は自社で複数のネットショップを運営しながら、自信の経験と自社の成功&失敗事例を元に、副業の個人から中小零細企業まで幅広くサポートしている。

関連記事

Yahoo!ショッピング分析・リサーチツールおすすめ10選!

Yahoo!ショッピング分析・リサーチツールおすすめ10選!

ecサイト運営のノウハウと担当者に必要な4つの必須スキル

ecサイト運営のノウハウと担当者に必要な4つの必須スキル

Yahoo!ショッピング出店のデメリット3つ!無料だけど厳しい審査の内容は?

Yahoo!ショッピング出店のデメリット3つ!無料だけど厳しい審査の内容は?

ecモールの構築方法と売れ続けるマーケットプレイスの施策

ecモールの構築方法と売れ続けるマーケットプレイスの施策

ライブコマースのやり方は?TikTokなどを使ったやり方もご紹介

ライブコマースのやり方は?TikTokなどを使ったやり方もご紹介

ECサイトのフロント業務とは?効率化するために重要な3つのポイント

ECサイトのフロント業務とは?効率化するために重要な3つのポイント

ブログ一覧へ戻るkeyboard_arrow_left

お問い合わせ

ご相談はお気軽にご連絡ください。
メールは24時間365日受付しております。