Yahoo!ショッピングで売上を伸ばすコツ|イベント日に必ず効く“広告×クーポン”戦略を徹底解説
──本気で伸ばしたい人だけ読んでください。
こんにちは、松下です。
今日はちょっと「本気モード」でお話しします。
普段はいろいろな角度からストア運営の相談をいただきますが、今日はその中でも特に多い質問、
「売れているお店と、売れていないお店の違いって何ですか?」
これにズバッと答えていきます。
Yahoo!ショッピングは、やるべきことをきちんとやれば、まだまだ勝てるプラットフォームです。
でも逆に、必要なことをやっていないと、どれだけ商品がよくても売れません。
これから本気で売上を伸ばしたい方だけ、ぜひ最後まで読み切ってください。
記事の内容は動画でもご覧いただけます。
第1章|売れているお店は「クリエイティブ力」が桁違い
まず、最初に伝えたいのはここです。
売れているお店は、例外なく “商品画像の作り込み” に力を入れている。
これは本当に間違いありません。
Yahoo!ショッピングは画像が命!最大20枚の活用術
Yahoo!ショッピングでは、商品ページに最大20枚の画像を登録できます。
しかし、実際に多くのストアを見ていると、この“画像枚数の差”がそのまま売上の差になっていると強く感じます。
一方で、売れているストアはまったく逆。
プロカメラマンやデザイナーに依頼し、20枚ギリギリまで作り込み、1枚ずつに明確な役割を持たせています。
つまり、画像そのものを「売れる仕組み」にしているのです。
| 項目 | 売れていないストア 問題点 |
売れているストア 対策/理想 |
|---|---|---|
| 画像枚数 | 3〜5枚程度 |
最大20枚ギリギリまで作成 |
| 画像の質 | 自作で暗い・素人感ライト不足、色味バラバラで印象が悪い | プロカメラマン・デザイナーが制作色味・露出・スタイリングが安定 |
| 視認性 | 文字が小さい/読みにくいスマホで見切れる、重要情報が伝わらない | 文字サイズ・バランスが最適化見出しレベルの設計で伝わりやすい |
| 構図 | ごちゃごちゃして統一感がない主役が分かりにくい | 一枚ごとに役割が明確導線を考えた並びで購入まで導く |
| 全体構成 | とりあえず作っただけ戦略・優先順位が不在 | “総合的な作品”として完成度が高いブランド感と購入動機を同時に作る |
なぜ自作画像では売れないのか?“伝わる訴求”の差
理由はシンプルで、
「伝わる構成と色・訴求」を理解していないと、画像は“ただの写真”で終わってしまうから。
スマホで見るお客様は、スクロールの速度が速いです。
画像1枚で魅力が伝わらなければ、スルーされて終わり。
これは厳しいようでいて、現実です。
画像の役割は「看板」と「営業マン」
売れる画像には、実はちゃんと役割分担があります。
▼1枚目 → お客様を立ち止まらせる “看板”
ここで興味を持たれなければ、2枚目を見ることすらありません。
▼2枚目〜10枚目 → 商品の魅力を説明する “営業マン”
素材・機能・使い方・メリット・サイズ感など、買う理由を提示します。
▼11枚目〜20枚目 → 信頼を補強する “証拠集め”
レビュー、実績、細部のこだわり、比較表など。
実際、上位店はこの構成を徹底しています。
プロに任せるだけで売上が2倍になることも
これは冗談でも煽りでもなく、本当の話です。
たとえば私が支援したストアでも、
- 画像を外注しただけでCVR(購入率)が1.8倍
- 売上が3ヶ月で2.3倍
- 広告費がそのままでも売上が伸びる
といった事例が珍しくありません。
Yahoo!ショッピングは画像勝負と言っても過言ではないのです。
第2章|検索で勝つ!キーワード戦略の極意
ここも非常に重要です。
Yahoo!ショッピングでは、
売上の7割以上が “検索経由”
つまり…
- 検索に出ない
- 誰も見ない
- 売れない
というシンプルな構造になっています。
まずは自分の商品名でYahoo!検索を試す
検索窓に商品名を入力すると、スペースの後にサジェスト(関連キーワード)が出てきます。
例:
「傘立て」→ 傘立て スリム / 傘立て おしゃれ / 傘立て 省スペース
これが、
“実際にユーザーが検索している生きたキーワード”
です。
SEOというと難しく聞こえますが、要するに…
お客様が“実際に探している言葉”で見つけてもらうだけ。
“売り手目線の言葉”ではなく、ユーザーが探す言葉を入れる
よくあるのが、
× 送料無料
× 今だけセール
× 大人気
× 超特価
こうした “売り手の主張” を入れてしまうパターン。
しかし、検索にヒットするのは、
「実際に検索されているキーワード」だけです。
だからこそ、
✔ 検索されるワード
✔ 商品の特徴
✔ サイズ
✔ カラー
✔ 用途
こうした“本当に探されている要素”を入れましょう。
スペック欄も抜かりなく!細部のキーワードで差をつける
Yahoo!ショッピングのSEOは、実は
- 商品名
- キャッチコピー
- 商品説明文
- スペック欄
の4つの総合点で決まっています。
特にスペック欄は検索に強く、上位店はここを丁寧に埋めています。
第3章|イベント&キャンペーンで売上を加速させる
Yahoo!ショッピングで勝つためには、
「イベントを味方にする」ことが絶対条件です。
たとえば…
- 5のつく日
- 超PayPay祭
- ボーナスストア
- 年末セール
- 季節イベント
このタイミングに、人気店は徹底的に仕掛けてきます。
イベントひでやるべき3大施策
- 広告出稿(アイテムリーチ・アイテムマッチ)
- LINE配信
- クーポン配布
この3つをイベントに合わせて打つだけで、
✔ 表示回数が増える
✔ クリックが増える
✔ 売上が跳ねる
✔ 検索順位が上がる
という “上昇スパイラル” に入ります。
何もしないお店は順位も売上も下がるだけ
イベント期間に動けないお店は、
- 露出が増えない
- 売上が落ちる
- 検索順位が下がる
- イベントで戦えない
という悪循環に陥ります。
Yahoo!ショッピングは…
「頑張っている店がより上位にいく」プラットフォームです。
これはAmazonとも楽天とも違う特徴です。
最後に|Yahoo!で売れるお店が必ず揃える“3種の神器”
① 優良配送
優良配送対応の商品は、
- 検索結果で優先表示
- 上位表示されやすい
- ユーザーからも選ばれやすい
逆に非対応だと…
そもそも検索に出ないケースも多い。
これは本当に大きな差です。
② プロモーションパッケージ加入
ボーナスストア参加など、大きなイベント活用には必須。
正直、Yahoo!で勝ちたいなら…
「入っておかないと損」レベルの制度です。
③ 優良ストア契約
アクセス解析・高度な機能・広告の詳細設定など、
長期的に店舗を伸ばしていくための土台が整います。
中長期で見れば“投資”と言っていい必須機能です。
まとめ|売上を伸ばすために今日からやるべきこと
- 画像はプロに任せ、魅力を最大化
- ユーザーが検索する言葉で商品を見つけてもらう
- イベント・キャンペーンの仕掛けを徹底する
- “3種の神器”で検索・広告・分析の土台を固める
この4つをやるだけで、
「Yahoo!ショッピングで売れない店」から抜け出せます。
そして何より大切なのは──
ECは、地味な積み重ねの世界。
やるべきことを順番通りにやれば、結果は必ずついてくる。
これを覚えておいてください。
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