知らないと一生売れない?Yahoo!ショッピングの商品スコアの上げ方
こんにちは、松下です。
今回は、Yahoo!ショッピングで商品を大量に爆売りしていくための戦略について、かなり踏み込んだ話をしていこうと思います。「出品はしてみたけど、全く売れない」「どうすれば検索の上位に食い込めるのかわからない」 そんな悩みを抱えている方は非常に多いですが、実はそこには明確な「攻略法」が存在します。
正直に言いましょう。 皆さんが丹精込めて作った商品ページ、残念ながら最初は検索結果の100ページ目、200ページ目に埋もれています。100%と言っていいほど、そのままでは誰の目にも留まりません。砂漠の真ん中にポツンと看板のないお店を出すようなものです。そこからどうやって、お客さんがひしめき合う「1ページ目」まで這い上がるのか。そのための商品スコアの上げ方と、戦略的な赤字の考え方を徹底解説します。
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検索結果の1、2ページ目にいない商品は存在しないのと同じ
まず、ECサイトで物を売るための大前提として「集客」が必要です。 Yahoo!ショッピングにおいては、お客さんが特定のキーワードで検索したときに、いかに最初の画面に表示されるかが全てです。
皆さんも普段、スマホで買い物をするときを思い出してみてください。例えば「メンズ シャツ」と検索したとしましょう。何万件、何十万件とヒットする中で、何ページ目まで目を通しますか? 熱心な人でも4、5ページ。大抵の人は1ページ目か、せいぜい2ページ目で「あ、これいいな」と思うものを見つけて購入するか、見つからなければ検索キーワードを変えてしまいます。
つまり、検索結果の3ページ目以降に沈んでいる商品は、どんなに良いものであっても「この世に存在していない」のと同じなんです。 まずはこの厳しい現実を直視しなければなりません。 では、どうすればその上位1、2ページ目に自分の商品を載せられるのか。 そこに関わってくるのが、商品スコアという点数制度です。
商品スコアを決める3つの重要要素
Yahoo!ショッピングの検索エンジンは、各商品ページに0点から100点の点数をつけて、点数が高い順に並べています。 このスコアを上げるための主要な要素は、大きく分けて3つあります。
1.販売実績(件数・売上・個数)
これが最も重要です。 「どれだけ売れているか」という実績がスコアの大部分を占めます。 特にYahoo!ショッピングが重視しているのは、売上金額よりも「販売件数」です。 1人の人が100個買うよりも、100人の人が1個ずつ買っているページの方が、「多くのお客さんに支持されている」と評価され、スコアが跳ね上がります。
2.PRオプション(広告)
これはYahoo!ショッピング独自の仕組みで、販売価格の1%から30%を広告費として支払う設定をすることで、検索順位を優遇してもらうものです。 「売れたら手数料を多めに払います」という約束をすることで、スコアに下駄を履かせてもらうイメージですね。 この比率を上げれば上げるほど、スコアは有利になります。
3.レビューの数と質
実際に買ったお客さんの声です。 評価件数(蓄積数)と、星の数(満足度)の両方が見られます。 当然、星5に近い評価が多く集まっているページは、「優良なページ」としてYahoo!ショッピングから高く評価されます。
商品スコアの矛盾と「ニワトリと卵」の問題
ここで一つの矛盾が生じます。上位に表示されるには「販売実績」が必要です。 しかし、上位に表示されていないから、商品が売れず「販売実績」が作れません。この「ニワトリが先か、卵が先か」という問題に直面して、多くのショップ運営者が挫折してしまいます。
実績がないから売れない、売れないから実績がつかない。このループを自力で抜け出すのは不可能です。だからこそ、ここで登場するのが戦略的な広告の活用です。
広告枠は「実績を買う場所」だと考える
検索結果をよく見ると、上位の数枠は「アイテムリーチ」などの広告枠になっています。ここは1クリック数円から数十円を支払うことで、実績がゼロの状態でも強制的に1ページ目の特等席に表示させることができる場所です。
初心者の多くは「広告はお金がかかるから、売れてから使おう」と考えます。しかし、それは順番が逆です。「売るために、まず広告を使って露出を無理やり作る」のが正解です。
まず広告枠を使ってお客さんをページに呼び込み、地道に1件、2件と販売実績を作っていく。 すると、徐々に「通常検索(おすすめ順)」のスコアが上がっていき、広告を使わなくても上位に顔を出すようになります。 広告費は単なるコストではなく、将来の検索順位という「資産」を作るための投資なんです。
戦略的赤字を許容して「勝ち筋」を作る
さて、ここからが非常に重要なお金のシミュレーションの話です。 広告を使うと、1個売るたびに赤字になる場合があります。 例えば、1クリック25円の広告を出し、成約率(購入率)が5%だったとしましょう。100人来て5人買うということは、1人買うのに20クリック必要です。 20クリック × 25円 = 500円。つまり、1個売るために500円の広告費がかかります。
もし、1,000円の商品を売っていて、利益が300円しかなかったら、1個売るたびに200円の赤字です。100個売れば2万円の赤字。普通の人はここで「損をした」と思って広告を止めてしまいます。しかし、物販で勝てる人はここからが勝負だと考えます。
なぜなら、この100個の販売実績によって商品スコアが上がり、広告なしの通常検索で1ページ目に乗ることができれば、その後は広告費をゼロにできるからです。広告なしで1,000円の商品が売れれば、1個につき300円の利益が丸々残ります。月に50個売れるようになれば、月間1万5,000円の利益。 最初の2万円の赤字も数ヶ月で回収でき、その後は半永久的に利益を生み出す「お宝ページ」に変わるわけです。
スコアは「相対評価」であり「一定期間」で決まる
ここで補足ですが、商品スコアは一度上げたら終わりではありません。 直近の1週間や1ヶ月で、ライバル店と比較してどれだけ売れているかという「相対的な勢い」で決まります。「松下商店」が週に50個売っていて、「やりた商店」が週に10個なら、松下商店が上に表示されます。しかし、翌週に逆転されれば順位も入れ替わります。
つまり、安定して売れ続ける流れを作ることが不可欠です。そのためには、そもそも「市場に需要があるもの」を扱っているかが大前提になります。
どんなに広告を打っても売れない商品の共通点
「松下さんの言う通り広告を打ってみたけど、全く売れません」という相談もよく受けます。 その原因のほとんどは「リサーチ不足」です。
自分が売りたいもの、自分が良いと思ったものを売ろうとしていませんか? いくら広告で上位に表示させても、世の中の誰も欲しがっていない、あるいは市場価格よりも異常に高い商品は絶対に買われません。 誰も欲しがらないものを広告で無理やり見せるのは、ただお金をドブに捨てる行為です。
Yahoo!ショッピングという市場で、今どんな層のお客さんが、どんなキーワードで、何を求めているのか。 消耗品なのか、トレンド品なのか。 その市場のニーズに合致した商品を投入し、そこに広告という起爆剤を投下するからこそ、先ほどの「赤字から黒字への転換」という戦略が成立します。
商売の基本は「人が多い場所に欲しいものを置く」こと
Yahoo!ショッピング攻略をまとめると、非常にシンプルです。「検索結果の1、2ページ目という人が集まる場所」に、「スコアと広告を駆使して商品を露出させ」「お客さんが欲しがっている商品を適切な価格で提供する」 これだけです。
特に「損して得取れ」の精神で、最初の数ヶ月の赤字を戦略的投資と捉えられるかどうかが、成功者と脱落者の境界線になります。 ネットショップは月額費用がかからないからこそ、多くの人が「無料で何とかしよう」と考えますが、それでは一生埋もれたままです。最初にお金をかけて、仕組みを作り、後から大きく回収する。 この店舗ビジネスと同じ考え方を持って取り組んでください。
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