楽天市場で商品を売るにはSEO対策が必須【上位表示のコツを解説】
2025.07.09

「楽天市場に出店しているが競合が強く、思うように商品が売れない」
「売り物には自信があるが、検索上位には表示されない」
そんなお悩みはありませんか?
自社運営のECと違って、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングはモール自体に集客力がある反面、競合が強いため、対策をせずに商品を売るのは難しいのが現状です。
この記事では、楽天市場で競争を勝ち抜き商品を売っていくためにどうしたら良いのか、必須とも言えるSEO対策に焦点をあてて解説していきます。
効果的な対策から、効率化するためのツールやサービスもご紹介していきますので、ぜひショップ運営にお役立てください。
楽天SEOとは?

楽天SEO対策とは、ECモールである楽天市場内の検索エンジン(楽天サーチ)で検索した際に、検索結果ページの上位に自社の商品を表示させるための施策です。
一般的なSEO(検索エンジン最適化:Search Engine Optimization)と考え方は同じですが、適用される場面が楽天市場内に限られます。
国内の3大ECモールの一つである楽天市場で競合に勝ち、商品を効率良く売るには、いかに自店舗の商品の露出を高めるかが大事なため、SEO対策は必須の施策です。
自然検索枠と広告枠の違い
Googleなどの検索エンジンには、検索結果よりも上に表示される広告枠が設けられていますが、楽天市場においても「自然検索枠」と「広告枠」が存在します。

楽天市場の広告枠とは、検索結果のさらに上に表示される商品を指し、広告枠の商品には商品名に『[PR]』の表記が含まれます。
広告枠に出稿することで、元の検索順位にかかわらず、指定した検索キーワードでの上位表示が実現できます。
一方で自然検索枠とは、広告枠以外の全ての商品のことを指します。
自然検索枠の順位は、楽天市場の検索アルゴリズムをもとに決定されるため、楽天市場のアルゴリズムに沿ったSEO対策を行うことで、広告費を掛けずに上位表示が狙えます。
広告枠に出稿する判断基準として、狙っているキーワードの自然検索枠で自社ショップが表示されず、競合ショップが上位表示されている場合には出稿が推奨されます。
検索結果から自社ショップへの送客効果を高めるにあたって、広告枠への出稿によって販売実績を積むとともに、楽天SEO対策により自然検索での上位表示を狙うことも意識しましょう。
楽天SEO対策が必要な理由

楽天市場では、見込み客は検索からの流入が多いため、自社商品を検索結果の上位に表示させることが重要となります。
まずは、SEO対策が必要とされる理由について詳しく解説していきます。
- 楽天市場では検索からの流入が大きい
- 商品の認知度や購入率が向上する
- コストを抑えて販売を促進できる
楽天市場では検索からの流入が大きい
楽天市場では、各ショップへの流入の4割が検索からとなっており、最大の流入経路と言えます。
いくら良い商品を売っていても、ユーザーの目に触れなければ、その良さを知ってもらうことはできません。
まずは、検索結果ページの上位に表示されることで、多くのユーザーの目に触れる機会をつくることが大事です。
そして、自店舗への見込み客の流入増加から、コンバージョン率(アクセス数の中から購買に至る確率)を高めるという流れで、売上に繋げていきましょう。
商品の認知度や購入率が向上する
検索結果に上位表示された商品は、関連キーワードで検索した多くのユーザーの目に触れることとなり、自社の商品およびブランドの認知度が大きく向上します。
商品の認知度向上に比例する形でクリック率や注文数が増加することから、商品の売上を伸ばすにあたって楽天SEO対策は必須と言えるでしょう。
また、購入意欲が高いユーザーの目にも留まりやすくなるので、上位表示されている商品ほどユーザーの購入率が高い傾向があるという点も見逃せません。
コストを抑えて販売を促進できる
楽天市場で検索結果に上位表示されることは、コストを抑えた販売促進にも繋がります。
特に、楽天SEO対策を自社のリソースで完結できる場合は、ほとんどコストを掛けずに広告効果を得られるので、広告費を抑えたいショップにも向いているでしょう。
しかし、楽天SEO対策の効果が表れるまでに時間が掛かる点はネックと言えます。
さらに自社ショップの状況とそれぞれの商品に応じた対策を行わなければ、時間をかけても効果に繋がらない場合もあります。
また、楽天SEO対策でコストが掛かるケースとしては、各ページの修正やバナー作成などの実務作業を外部に委託する場合が考えられます。
外部委託においては、楽天市場で商品を売る方法を熟知したプロがSEO対策を行うため、依頼すれば継続的に売上を生むページに成長することが期待できます。
もし資金に余裕がある場合は、外部委託を選択肢に加えても良いでしょう。
また、弊社EC-Consulting Japanでも楽天市場で数々のショップを人気店に成長させて頂いた実績がございます。
楽天SEO対策を行ったものの、売上に反映されないとお悩みの方は、ぜひ弊社までご相談ください。豊富な実績から蓄積したノウハウをもとに、状況に合わせた最適な施策をお伝えいたします。
楽天SEO対策6選紹介!

楽天市場におけるSEO対策は数多くありますが、その中でも重要性の高い項目に絞ってご紹介していきます。
何から対策すべきか決めかねているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 商品名を最適化する
- ディレクトリIDを最適化する
- 商品属性(旧タグID)を最適化する
- 商品情報を充実させる
- レビューを増やして売上実績に繋げる
- 検索キーワードを適切に選定する
①商品名を最適化する
検索結果の表示に影響を与えるとされる項目は、主に以下の通りです。
- 商品名
- PC用キャッチコピー
- モバイル用キャッチコピー
- パソコン用商品説明文
- スマートフォン用商品説明文
- パソコン用販売説明文
この中で一番影響が大きいのが商品名です。
楽天ショップ上での商品名は、以下のように、基本となる製品名・ジャンルを示すワード・製品としての特徴やショップ対応などをキーワードとして組み合わせて決定します。
【例】
ジャンルを示すワード
チョコレート・コーヒー・日本酒・バス用品・PCアクセサリーなど
製品としての特徴・ショップ対応
訳あり品・お取り寄せ・工場直送・送料無料・クーポン配布中など
商品名は最大127文字まで入力できるため、効果的と思われる対策ワードを組み込んで、検索結果の上位に表示されるようにしましょう。
②ディレクトリIDを最適化する
ディレクトリIDは、楽天市場の中で商品がどのジャンルに該当するかを選択できる項目です。
ディレクトリIDを登録していないと、商品名やキャッチコピーなどを作りこんでいても、検索結果に表示されません。
利用される例としては、ユーザーが「バッグ」というビッグワードで検索した際に、レディースバッグ>トートバッグといったように、検索結果からジャンルを辿って商品を探していくために必要となります。
取扱商品を適切に表示させるためにも、ディレクトリIDの登録を徹底しましょう。
③商品属性(旧タグID)を最適化する
商品属性は、SEOに影響を与え売上に繋げることができる項目です。
楽天市場で設定されているSKU単位は、同じ商品の色違い・入り数違い・サイズ違いのものを全て一つの商品ページにまとめて登録できます。
ユーザービリティの向上を重視した機能で、ユーザーが探している商品を見つけやすくすることが目的です。
例えば、ユーザーが「スニーカー 黒」や「スニーカー 白」で検索した際に、検索結果ページには複数のカラーを取り扱っている商品のうち該当するカラーのサムネイルが表示されます。
色違い・入り数違い・サイズ違いの商品でも販売実績やレビューを一つの商品ページに蓄積できるという利点もあるので、詳細を適切に登録しましょう。
④商品情報を充実させる
楽天市場ではSEOの効果を高める方法として、商品情報を充実させることも挙げられます。
情報が充実している商品ページは「ユーザーにとって価値が高い情報」となり、ユーザーの購買意欲を刺激し、クリック率が増える可能性が高まります。
また、ショップ内の回遊性が改善するなどの効果もあり、ユーザー体験が向上する中で、結果として楽天SEOにおける評価も改善されます。
商品ページの情報を充実させるにあたって、以下のポイントを意識してみてください。
- 商品紹介文を詳しく記述する
- 具体的な使用シーンを記載する
- ユーザーにとってのメリットを強調する
- 鮮明な画像を掲載する
- 複数の角度から撮影した写真を使用する
- ユーザーの口コミを掲載する
- 想定される質問への回答を記載する
⑤レビューを増やして売上実績に繋げる
売上実績は、楽天SEOで上位表示に影響を与える重要な要素となります。
そして、売上実績を上げるために有効とされているのが、レビュー件数を増やすことと高評価を得ることです。
レビュー件数や評価の高さは、ユーザーが買い物する際に安心感を与え、購入の決め手へと繋がります。
楽天市場では、人気商品が検索結果で優遇される傾向があるため、レビューを増やし、ユーザーが購入しやすい流れを作って、売上実績を積み上げていきましょう。
レビューを増やすためには、商品送付の際にメッセージカードなどを同封しレビューを促す、商品購入後のフォローメールを送る、レビュー特典として次回使えるクーポンを付与するなどの施策が考えられます。
⑥検索キーワードを適切に選定する
楽天市場のSEO対策で、特に重要なのがキーワード選定です。
商品との関連性及び人気度が基準となって、検索結果の順位が決定されています。
商品情報と検索キーワードの関連性
楽天市場の商品ページが評価される要素の一つとして、商品ページ内でのキーワードの頻出回数が挙げられます。
楽天市場の検索アルゴリズムでは、検索キーワードが頻繁に登場する商品ページは検索キーワードとの関連性が高いと判断し、検索順位の決定に影響を与えます。
つまり、商品ページ内にキーワードを盛り込めば、該当の検索キーワードで検索した際に上位表示される可能性が高まるという仕組みです。
しかし、過剰にキーワードを使用するとスパムと判断される可能性があり、不自然な文章はユーザーにも不信感を与えるおそれがあります。
あくまで自然な文章を意識し、その中で検索キーワードを適切に使う形で対策しましょう。
商品の人気度と検索キーワードの関連性
検索を行ったユーザーが、検索結果に表示された商品に対して、支持するかどうかを人気度としてキーワードごとにスコアリングされます。
人気度の基準は、「検索キーワードを経由して商品がクリックされる頻度」「購入される頻度」によって決定されます。
どちらも検索キーワードを基準にしているため、欠かせない対策と言えるでしょう。
検索キーワードと関連のある項目
楽天SEO対策を行うにあたって、検索キーワードと関連している項目についても事前に把握しておきましょう。
楽天市場の検索キーワードとの関連がある項目は以下の通りです。
- 商品名
- PC用キャッチコピー
- モバイル用キャッチコピー
- パソコン用商品説明文
- スマートフォン用商品説明文
- パソコン用販売説明文
上記の中でも優先度が高いのは「商品名」で、特に検索キーワードの影響を受けやすいと言われています。
商品数が多いショップなど、対策に時間やリソースが取られる場合は、まずは全商品の商品名から対策を始めましょう。
売上に繋がるキーワードを選定する方法

商品タイトルなど文字数が限られている項目も多いため、検索キーワードの優先順位の付け方は悩みどころです。
特に、「売上に繋がるキーワード」について知りたい方は多いでしょう。
ここでは、楽天市場で売上に繋がりやすいキーワードの選定方法について解説しますので、楽天SEO対策を始める際にはぜひ参考にしてみてください。
- 競合他社のキーワードを調査する
- サジェストワードを追加する
- ミドルワード・スモールワードを狙う
- イベントのキーワードを追加する
- 希少性のあるキーワードを追加する
- 訴求力が高いキーワードを追加する
- 対策漏れのキーワードを追加する
競合他社のキーワードを調査する
売上に繋がるキーワードの考え方として、まずは既に売上を上げている競合他社のキーワードを調査する方法が挙げられます。
競合他社が上位表示に成功している商品を確認することで、市場規模をざっくりと理解することができ、競合他社が対策しているキーワードも確認できます。
競合他社の商品の中でも、特にレビューが多くついている上位商品の商品名・説明文を参考に自社ショップの対策を行えば、検索順位の改善に繋げられます。
サジェストワードを追加する
「サジェスト」とは、検索枠にワードを入力した際に自動的にサジェスト(提案)される機能で、表示されるワードを「サジェストキーワード」と言います。
例えば、「スニーカー」と検索枠に入力した際に、自動的に「スニーカー かわいい」「スニーカー 黒」などが表示されます。
サジェストキーワードは、多くのユーザーに検索されており、サジェストで表示されたワードがそのままクリックされることも多いため、商品名やキャッチコピーに自然な形で組み込みましょう。
特に、他の商品ではあまり使われていないワードは希少性が高いため、積極的に使用しましょう。
ミドルワード・スモールワードを狙う
検索ボリュームの大きいビッグキーワードは、競合が強く売上に繋げるのが難しいため、一語で狙うのはおすすめできません。
二語や三語など、複数のワードで形成されるミドルワード・スモールワードを狙いましょう。
ビッグキーワードほどの検索ボリュームはありませんが、具体性が増しており、より購入に近いキーワードと言えます。
イベントのキーワードを追加する
イベントや特定の時期で需要が増すキーワードを追加しましょう。
【例】
母の日・父の日・クリスマス・バレンタイン・ホワイトデー・お歳暮・お中元・ハロウィーン・七五三・敬老の日・夏休みなど
例えば、「クリスマス」シーズンはおもちゃなどプレゼント用品が、「バレンタイン」や「ホワイトデー」はお菓子やスイーツの需要が高まる傾向です。
こうした季節やイベントに合わせたキーワードは売上にも繋がりやすいので、直前ではなく2~3か月前から対策を行い、イベント当日にピークが来るようにしましょう。
希少性のあるキーワードを追加する
「希少性のあるキーワード」とは、検索サジェストには表示されるものの、競合他社が商品名や商品紹介文に含めていないキーワードのことを指します。
楽天市場では、希少性が高いキーワードで検索された際の検索結果において、そのキーワードを含む商品が上位表示されやすいといった特徴があります。
他のショップが対策していないキーワードで上位表示される可能性が高まることから、楽天SEO対策を行う上でも狙い目のキーワードと言えるでしょう。
希少性が高いキーワードを探す方法には以下のものがありますので、ぜひ試してみてください。
- 表現が違うキーワードを探す
- スペルや綴りが違うキーワードを探す
- 3つ目のキーワードまで深堀りする
3つ目のキーワードとは、例えば「サンダル レディース 疲れない」というサジェストであれば「疲れない」の部分が該当します。
他社が「疲れない」のキーワードを対策していなければ、十分に狙う余地があります。より購入意欲が高いユーザーを取り込むことにも期待ができますので、積極的に対策しましょう。
訴求力が高いキーワードを追加する
ユーザーへの訴求力が高いキーワードを盛り込むことも、ユーザーの購入意欲を高める点で効果的です。
訴求力が高いキーワードの特徴としては、商品の魅力やユーザーにとってのメリットを強調したものが多く、商品名の先頭に入れられることが多いです。
具体的なキーワード例として以下のものが挙げられますので、ぜひ商品名などに盛り込んでみてください。
キーワード例 | 目的 |
---|---|
送料無料 | ユーザーの負担を減らし購買意欲を高める |
ポイント〇倍 〇%OFFクーポン |
お得に買いたいユーザーの購買意欲を高める |
〇円⇒〇円 | お得感を強調する |
新登場 | 新しい商品・モデルであることの訴求 |
楽天ランキング1位の人気商品 累計販売数〇〇個 |
多くのユーザーに購入された実績を伝える |
限定価格 | 今だけお得に買えるという購入の動機を与える |
公式 | 商品の信頼度が高まる |
また、訴求力が高いキーワードは適切に使うことで、より高い効果が期待できます。
以下のポイントを意識して、商品に合わせたキーワードを選定し、ユーザーに効果的な訴求を行いましょう。
- 明確なターゲット像を設定する
- 商品のメリット・強みを深く理解する
- トレンド感・季節感を意識する
- 具体的な数字や実績を用いる
特に商品タイトルなどは文字数が限られているため、キーワードの入れ方に迷った際は、訴求力が高いキーワードから優先的に選ぶのもおすすめです。
対策漏れのキーワードを追加する
対策漏れのキーワードとは、商品ページに流入してきたユーザーが検索の際に使用したキーワードの中で、自社が対策をしていないものを指します。
自社で設定したキーワードと、実際にユーザーが商品検索に使用するキーワードにズレが発生しているケースも多く見られます。
商品ページをユーザーニーズに合わせることで、拾えていなかったキーワードからの流入数が増える可能性も期待できますので、以下の手順を参考に、対策を進めましょう。
- RMSの「アクセス・流入分析」「楽天サーチ」に進む
- 商品単位で流入キーワードを確認する
- 商品ページに含まれていないキーワードを確認する
- 該当のキーワードを商品ページに反映する
流入キーワードは今後も変わり続けるため、定期的にチェックを行うのがおすすめです。
楽天SEO対策をする上での注意点

ここからは、SEO対策を行う上で気をつけたいことついて説明していきます。
基本的なガイドラインに準拠した運営、そして実施したSEO対策が売上に繋がるよう、定期的な見直しを欠かさずに行っていきましょう。
- 楽天市場のガイドラインを遵守する
- 対策キーワードは定期的に見直す
楽天市場のガイドラインを遵守する
商品名や説明文の最適化、レビューを増やす対策は検索結果の上位表示のための重要な施策となりますが、あくまでも楽天市場のガイドラインに沿った形で行いましょう。
キーワードの選び方は解説しましたが、同じワードを不自然な流れで多用し過ぎると、スパムとみなされる恐れがあります。
スパムとみなされると、順位が下落するなどペナルティを受ける可能性もあるため、あくまでも自然な流れで、商品名やキャッチコピーにキーワードを組み込んでいきましょう。
対策キーワードは定期的に見直す
対策キーワードは一度選定して完了ではなく、定期的に見直す必要があります。
選定後に順位が安定していたとしても、アルゴリズムやトレンドによって順位は変動するため、順位チェックや競合調査は継続することをおすすめします。
季節のイベントやセールなどに併せたキーワードの追加も、適宜行っていきましょう。
楽天SEO対策を効率化する

EC運営では、SEO対策だけでなく、在庫管理・お客様対応・商品発送・梱包作業など様々な業務を行わなくてはなりません。
ショップ運営にまつわる全ての業務を自社で完結することが難しい場合は、外注でプロの手を借りることやツールを利用することをおすすめします。
ここからは、便利なサービスやツールを利用するメリットをご紹介します。
効率的に活用して、自社に不足しているリソースやノウハウを補いましょう。
- SNSや外部メディアを活用する
- チェックツールを利用する
- コンサルティングサービスを利用する
SNSや外部メディアを活用する
楽天市場で商品を上位表示する方法として、SNSや外部メディアを活用する方法もあります。
単純に流入数の増加によって売上が伸びる効果もありますが、楽天市場のアルゴリズムに豊富な売上実績を持つ商品と判断されることも、商品の順位表示にプラスの影響をもたらします。
また、SNS・動画サイト・個人ブログなどの外部メディアで自社の商品が取り上げられた場合は、外部からの評価が商品の信頼度や評価を高めることで順位決定に影響を与えます。
楽天市場内のSEO対策と並行して、外部メディアも積極的に活用し、商品の価値をアピールしていきましょう。
チェックツールを利用する
SEO対策を行う上での作業効率を上げるため、チェックツールを活用しましょう。
ここでは、代表的な検索順位のチェックツールとキーワード調査ツールをご紹介します。
検索順位のチェックツール
SEO対策前と後で、順位の変動をチェックできます。
どのような対策ワードが効果的なのかをチェックでき、順位が急落している場合でも迅速に対応がしやすいという利点があります。
無料のものから有料でも5,000円程度と、取り入れやすい価格設定です。
キーワード調査ツール
サジェストワードを一括でチェックできます。
楽天市場の検索窓に、ワードを打ち込んで一つひとつ確認することもできますが、商品数によってはかなりの時間がかかるうえ、見落とすこともあるためおすすめできません。
どのワードで対策をすべきか、漏れなくチェックできる調査ツールを利用することをおすすめします。
コンサルティングサービスを利用する
コンサルティングサービスでは、EC運用における課題の分析や情報収集・戦略立案など、物を売るプロの目線でサポートを受けられます。
広告費をかけ過ぎたり過度な安売りをしたりといった、目先の利益に走った施策を避けるためにも、専門家のノウハウを取り入れることは有効です。
外注費は掛かりますが、売上UPまでの時間削減ができることを考慮すれば、結果的にはコスト削減に繋がることもあります。
中にはコンサルティングだけでなく、運営代行を請け負っている会社もあり、それぞれ依頼できる業務にも幅があります。
自分のショップ運営の課題や必要な業務を洗い出してから、外注先を選定しましょう。
EC-Consulting JapanのECコンサルティングサービス

EC-Consulting Japanは、これまでの取引社数2,000以上、売れ続けるECサイトの制作・運営・サポートを行っている会社です。
特に、モール型ECサイトに特化しており、スタッフ全員が現場経験者、月商3,000万円のモールストアを0から構築している現役店長が在籍していることが特徴です。
「売れる商品」や「売れるページの作り方」など、ノウハウを熟知したEC運営のプロによる伴走型のサービスを提供しています。
コンサルティングサービスでは、情報収集・分析を行った上で、お客様のショップに合った販売戦略で売上利益のUPを可能とするご提案をしております。
売上UPだけでなく、雇用や外注化、資金管理など、サービスに無いご相談も可能です。
EC運営にお悩みの方は、個人事業主様・中小企業様関係なく受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。
楽天市場で商品を売るSEO対策と上位表示のコツを解説|まとめ
ここまで、楽天市場で効果的なSEO対策について解説してきました。
SEO対策は必須とも言える施策ですが、その方法は多岐に渡るため、ノウハウやリソースを持たない状態で行う場合は難易度が高くなります。
少しでも早く効果を出したいのであれば、必要に応じて専門家の力を借りることも視野に入れましょう。
EC-Consulting Japanのコンサルティングサービスは、初めての方やあまり予算をかけられない方でも依頼しやすい価格・柔軟に対応できるサービス内容となっています。
ぜひお気軽にご相談ください。
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