【通販のプロが実践】楽天ランキングに入賞する秘訣と売上に直結する活用法

楽天市場にショップを出店し、今後売上を伸ばすために楽天ランキングへの入賞方法やビジネスへの活用方法が知りたい方も多いのではないでしょうか。

楽天ランキングに入賞するには商品ページの作り方や情報の調べ方を工夫する必要があり、入賞後も告知のやり方などを工夫する必要があります。

この記事では、楽天ランキングの入賞方法とランキングの見方・調べ方のほか、売り上げを伸ばす活用方法を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

楽天市場の「楽天ランキング」に入賞するメリットとは

楽天市場のトップページにある「楽天ランキング」に入賞することで、広告効果などさまざまなメリットが得られます。

まずは、楽天市場の楽天ランキングに入賞する2つの大きなメリットから解説していくので、ランキングの見方や調べ方の基本情報として参考にしてみてください。

無料で広告効果を得られる

楽天市場の楽天ランキングに入賞する最大のメリットは、無料で商品やショップの広告・宣伝効果を得られることです。

楽天ランキングは楽天市場のトップページに掲載されているため、ランキングに入賞してショップが掲載されることで、アクセスした多くのユーザーの目に留まりやすくなります。

流入経路が増えることで商品ページへのアクセス数が向上するため、楽天ランキングの入賞は広告のコストを削減しながら大きく利益を上げられる可能性を秘めています。

ランキング入賞により商品の価値が高まる

楽天ランキングに入賞することで商品に付加価値がつき、売り上げが伸びる効果も期待できます。

ランキングに入賞した商品は「多くのユーザーが購入している」という安心感や信頼感に繋がるため、購入を後押しする判断材料としても大きな効果を発揮します。

また、商品ページにランキング入賞した実績をショップに掲載することもでき、信頼度が増す効果もあります。

楽天市場の「楽天ランキング」の種類を解説

楽天ランキングは期間・ジャンル・性別などのカテゴリに分かれており、ランキングの種類を把握することで入賞を狙うランキングの方向性がはっきりしてきます。

続いては、楽天市場の楽天ランキングの種類を解説していくので、ランキングの調べ方が分からない方もぜひ参考にしてみてください。

①期間別のランキング

楽天市場は期間別のランキングを設けており、リアルタイム・デイリー・週間・月間・年間ランキングの5つのカテゴリーに分かれています。

リアルタイムランキングは入賞しやすい一方で、入賞後すぐにランク外になることも多く、週間から年間など、期間が長くなるほどランキングに入賞するのが難しくなる傾向にあります。

そのためランキング入賞の実績を積みたいのか、長く表示されることで売り上げや認知度を上げたいのかなど、目的によってランキングの狙い方も変わってくるでしょう。

②各ジャンル・性別などのランキング

楽天市場では、商品のジャンルや購入したユーザーの性別ごとに楽天ランキングが掲載されている点も見逃せないポイントです。

例えば、ジャンル別のランキングは、特定の商品に対する購入意欲が高いユーザーが見ている可能性が高く、全商品のランキングに入賞するよりも、売り上げアップに繋がりやすいです。

また、ジャンルや性別などのランキング別に、以下のランキングもあるため、入賞できるチャンスが非常に多いことを意識しておきましょう。

【その他楽天ランキング】

• 性別ランキング(男性)
• 性別ランキング(女性)
• 人気のキーワード
• クーポンランキング
• ふるさと納税ランキング

楽天市場の「楽天ランキング」に入賞する5つの秘訣

「楽天ランキング」に入賞するためには、以下の秘訣があります。

【「楽天ランキング」に入賞する秘訣】

• 商品が売れるページを作る
• イベント開催時の販売
• 販売開始時に告知を行う
• 予約販売を活用する
• ディスプレイ広告の配信

ここからは、楽天市場の楽天ランキングに入賞する5つのポイントをご紹介していくので、ショップの売り上げや認知度を高めるためにもぜひ参考にしてみてください。

①商品が売れるページを作る

楽天市場の楽天ランキングに入賞するには、商品ページの構成・説明文・掲載画像などを工夫して、商品が売れるページ作りを目指す必要があります。

商品ページの改善点を洗い出すには、ランキングに入賞しているショップページから売り方を分析し、自分のショップと比較して課題を徹底的に洗い出すのがおすすめです。

【ランキング獲得店のチェックポイント】

• 商品画像
• ページの構成
• クーポンの内容
• キャンペーンの内容
• イベント施策の内容

また、楽天市場内で検索された際に自社の商品ページを上位表示する「楽天SEO」への取り組みも、売り上げを伸ばす重要な施策と言えるでしょう。

②イベント開催時の販売に注力する

各種セールやキャンペーンなど、楽天市場に購入意欲の高いユーザーが増えるタイミングで販売に注力する方法もおすすめです。

楽天スーパーSALEやお買い物マラソンといったイベントは、割引やポイント付与率でお買い得になるため、自社の商品をアピールする大きなチャンスとなります。

また、クリスマスや春の新生活といったカレンダー行事に合わせて開催されるイベントもあるので、下記のリストを参考に、イベント内容と関連性のある商品を積極的にアピールしてみましょう。

③販売開始時に告知を行う

前述のイベント時期に合わせたキャンペーンや新商品を販売するタイミングで、過去にショップを利用したユーザーへ告知を行いましょう。

LINEやメルマガにて上記の案内を送信し、ショップや商品のファンが同時期に購入することで、ランキング入賞の可能性が高まります。

狙っているタイミングでの配信が難しい場合は、予約投稿機能の活用がおすすめです。

配信するメッセージにお得な割引・ポイントアップクーポンを添付しておくと、よりアクセス率の向上が見込めます。

④予約販売を活用する

楽天市場でデイリー・リアルタイムランキングの入賞を狙いたい時は、発売日前の「予約販売」を活用するのもおすすめです。

予約販売とは、商品を予約購入すると発売日に決済される購入システムで、人気商品を販売する際にも積極的に活用したいシステムです。

発売日に予約購入された商品の決済が一括で実施されるため、デイリー・リアルタイムランキングへの入賞確率を高めたい時に活用してみてください。

⑤ディスプレイ広告の配信

楽天ランキングの入賞を狙うにあたり、楽天市場の様々なページに表示されるTDA広告(ターゲティングディスプレイ広告)の出稿もおすすめです。

TDA広告とは、ターゲットを細かく指定してバナー広告を配信できるシステムで、ビジュアルで訴求できる点も含めて高い集客効果が期待できます。

広告の配信ペースなども調整可能で、例えば「セール時期でユーザーが多い時に配信頻度を増やす」といった戦略も実現できるため、デイリー・リアルタイムランキングを狙う時にも最適でしょう。

楽天市場の「楽天ランキング」の調べ方・見方は？

楽天ランキングに入賞する方法を実践した後は、自店舗が入選しているかどうかをスマホもしくはパソコンからチェックしてみることをおすすめします。

スマホでの調べ方は、楽天市場トップページの画面右下の「もっと見る」「ランキング」の順に進むと総合ランキング、さらに「総合」から該当ジャンルをタップするとジャンル別ランキングが確認できます。

パソコンでの調べ方は、画面左上の「ランキング」をクリックすると、総合ランキングや各ジャンル・期間別のランキングバナーが確認できるので、定期的にチェックしてみてください。

売り上げに直結する「楽天ランキング」のおすすめ活用法

楽天ランキングの調べ方を実践して入賞していることが分かったら、入賞した実績をユーザーに向けて積極的にアピールしていきましょう。

商品ページに入賞バナーを掲載したり、入賞したことをLINEやメルマガで配信することにより、さらなる売り上げアップが期待できます。

最後に、売り上げアップに効果的な楽天ランキングのおすすめ活用法をご紹介していくので、楽天ランキングで入賞した後の戦略を考えるためにお役立てください。

商品ページに入賞バナーを掲載する

楽天ランキングに入賞できたら「楽天ランキング◯◯部門No.1」といった実績を、バナー形式で商品ページに掲載してみましょう。

入賞バナーには、ランキングタイトル・対象ジャンル・集計と更新日・順位・絞り込み条件などを正確に記載する必要があります。

また、異なる対象ジャンルや集計期間を合算したり「世界一」といった過剰な宣伝文句は禁止されています。ガイドライン違反が積み重なるとショップ運営ができなくなるので、必ず規約を確認してください。

入賞の告知をLINE・メルマガで配信

楽天ランキングへの入賞を達成したら、過去に自店舗を利用したユーザーへ入賞の告知を行ってみてください。

告知の際には、自店舗のメルマガ会員向けに「おかげさまで楽天ランキングに入賞いたしました」といった旨のメッセージを、公式LINEやメルマガで配信することをおすすめします。

メッセージの配信によって自店舗の存在を思い出してもらいつつ、ランキング入賞した商品に興味を持ってもらうことで、リピーターの獲得が期待できるでしょう。

楽天市場の「楽天ランキング」の調べ方・見方および入賞する秘訣まとめ

この記事では、楽天市場の楽天ランキングに入賞する方法と、ランキング順位の調べ方・見方のほか、売り上げに直結する活用法をまとめてお伝えしました。

楽天ランキングには様々なカテゴリが存在しており、商品ページの作り方や告知のタイミングを工夫することで入賞できる確率を大きく高めることができます。

実際に楽天ランキングへの入賞を実現したら、実績をバナーで掲載したりメルマガ会員へ向けて告知することで、売り上げアップに繋げられるでしょう。

また、弊社ではecサイトを運営される方向けのコンサルティングサービスを提供しており、ショップの状態に合わせて楽天ランキング入選に向けたアドバイスを行っています。

楽天ランキングへの施策を含めた「売れるネットショップ構築」を得意としているので、売り上げや集客力に課題を抱えている方もぜひお気軽にご相談ください。