メルカリとヤフオク、どちらが稼げるのか?|現役ECコンサルが徹底比較
「フリマアプリで稼ぎたいけど、メルカリとヤフオクどちらがいいの?」という相談をよくいただきます。
結論から言うと、短期的に売上を立てたいならメルカリ、中長期的に安定した収益を目指すならヤフオクがおすすめです。
そして、戦略次第では両方を上手に組み合わせることで、さらに売上アップを狙えます。
今回は、私の実体験やコンサル経験をもとに、メルカリとヤフオクのメリット・デメリットを徹底比較し、効率的に稼ぐ方法を詳しく解説します。
記事の内容は動画でもご覧いただけます。
第1章|メルカリの特徴とメリット・デメリット
メルカリは10代~30代の女性を中心に幅広いユーザーが利用しており、低単価の商品がよく売れるのが特徴です。
例えば、洋服・アクセサリー・雑貨・小型家電など、1,000円前後の商品でも売れることが多く、出品直後に売れることも珍しくありません。
メリット
- 出品が簡単:写真を撮って説明文を入れるだけでOK
- 即日売れやすい:出品直後は検索上位に表示されやすい
- ユーザー層が若い:トレンド商品が回転しやすい
デメリット
- 在庫管理が難しい:売れたら再出品が必要
- 売上上限が低め:高額商品は向かない
- 外部ツールは規約違反の可能性:自動再出品などのツールは使用不可
私自身も初心者時代はメルカリからスタートしました。
最初の1か月で約10万円の売上を立てられたのは、出品の簡単さと若年層ユーザーの多さが大きかったです。
ただ、売上が頭打ちになるのも早く、中長期で安定した利益を作るには限界があることを実感しました。
第2章|ヤフオクの特徴とメリット・デメリット
ヤフオクは30代~60代の利用者が中心で、男性ユーザーがやや多い傾向があります。
平均単価はメルカリより高く、2,000円~5,000円の商品がよく取引されます。
コレクター商品やニッチ商品が売れることも多く、メルカリより少し高単価の商品向きです。
メリット
- 在庫管理や広告運用が公式に可能
- オークション形式で高値落札の可能性
- 複数アカウントの運用も認められている
デメリット
- 出品手順がやや複雑:慣れるまで時間がかかる
- 売れやすい商品はニッチ:男性向けやコレクター向けの商品が多い
- 即売れは少ない:短期売上を狙うより中長期の計画が必要
私もヤフオクで中長期的に販売した経験がありますが、月30万円~50万円程度の売上を安定して作ることが可能でした。
特にオークション形式を活用すると、希少性のある商品は想定以上の価格で落札されることもあります。
第3章|メルカリとヤフオクの併用メリット
ここで注目したいのが、メルカリとヤフオクを組み合わせた運用です。両方を活用することで、売上効率を大幅にアップさせられます。
具体的な戦略例
- メルカリで売れている商品をヤフオクにも出品 → 売上1.2~1.3倍に増加
- 余剰在庫をメルカリに流す → 回転率アップ、資金効率が向上
- 短期売上はメルカリ、中長期売上はヤフオク → リスク分散と安定収益
実際に私の運営例では、メルカリで売れ残った商品をヤフオクに出品するだけで、月の売上が30%以上増加しました。
両方のプラットフォームを組み合わせると、単独で運用するよりも効率よく売上を伸ばせるのです。
第4章|Yahoo!ショッピングとの相性
さらに本格的に事業化するなら、Yahoo!ショッピングも組み合わせるのがおすすめです。
個人アカウントでもEC運営が可能で、在庫管理や広告運用を活用すれば、高単価商品も安定して販売できます。
私の実体験では、メルカリで販売経験を積んだ後にYahoo!ショッピングに移行することで、
1年目で1,300万円、2年目には月商3,000万円規模の運営が可能になりました。
Yahoo!ショッピングの活用ポイント
- 広告運用で露出を増やす
- 在庫管理システムを導入して効率化
- 高単価商品や複数商品のセット販売で利益率アップ
このように、フリマアプリでの経験→Yahoo!ショッピングで事業化という流れは、最も効率的に売上を伸ばせる戦略です。
まとめ|戦略的な使い分けが成功の鍵
フリマアプリやEC販売を始めるなら、まずメルカリで販売経験を積み、ヤフオクとYahoo!ショッピングで効率的に売上を伸ばす戦略が最も現実的です。
最後にポイントをまとめると:
- 出品のしやすさと即売れを狙うならメルカリ
- 高単価商品やオークション形式で中長期の売上を狙うならヤフオク
- 余剰在庫や短期売上を組み合わせることで効率化
- 本格事業化はYahoo!ショッピングで高単価・安定運営
ぜひ、まずは小さく始めて、経験を積みながら戦略的にプラットフォームを組み合わせていきましょう。
これが、私が実際に成果を出してきた最強のフリマ・EC運用戦略です。
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