ライブコマースの代行とは?依頼の仕方や代理店の選び方

2026.07.16

ライブコマースの代行とは?何をやってくれるのか、依頼の仕方や代理店の選び方

近年、EC業界においてライブコマース代行の需要が高まっています。
ライブコマースとは動画配信サービスやSNSでのライブ配信を通じて商品購入を促す手法で、中国から世界中に広まりました。

「商品訴求の方法としてライブコマースを導入したいけれど、配信のノウハウが無いから自社で行うのは難しい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、ライブコマースの代行サービスです。

この記事では、ライブコマースの重要性や代行サービスについてご紹介しますので、代行を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ライブコマースの重要性

ライブコマースを行う女性

ライブコマースの需要が高まっている理由として、従来のECサイトよりも購買率が上がりやすいことが挙げられます。
ライブ配信では商品を実際に使っている様子やサイズ感、質感などが伝わりやすく、消費者の「購入前に感じる不安」が減り、購買意欲の向上につながりやすいです。

また、ライブコマースでは視聴者がコメントで質問して配信者が回答するため、対面販売に近い接客体験ができるのも強みの一つです。

加えて、配信者の影響力を活用できることやECサイトへの導入のしやすさなど、さまざまなメリットがあることから、ライブコマースの重要性はますます高まっています。

ライブコマースの媒体

パソコンやスマートフォンで閲覧するSNSのイメージ

ライブコマースは様々な媒体で配信されますが、媒体ごとに特色や強みが異なります
ここでは、ライブコマースの主な媒体を3つをご紹介します。

販売商品や購入ターゲットに合わせて媒体を選ぶことで、より商品の購買率につながります。

SNS(InstagramやTikTok)

ライブコマースの媒体で最も主流なのが、InstagramライブやTikTok LiveなどのSNSでの配信です。
スマートフォン1台で配信できるため低コストで始めやすく、すでに多くのフォロワーを持つアカウントであれば新規顧客への認知拡大も期待できます。

一方、多くのSNS配信には決済機能が備わっていないため、購入時には外部サイトへ誘導する必要がある点に注意が必要です。

ライブ配信アプリ

17 Liveやミクチャなど、ライブ配信に特化したアプリを活用してライブコマースを行うことも可能です。

ライブコマース機能を搭載しているアプリもあり、購入への導線を整えやすいという特徴があります

ただし、ライブ配信アプリは配信者ごとにファン層の年齢・性別などが偏っていることが多く、自社商品のターゲット層と合致した配信者を慎重に選ぶことが重要です。

ECモール

楽天やYahoo!ショッピングなどのECモールに備わった配信機能は、売上につなげやすいライブコマース媒体といえるでしょう。

購入までの導線が整っており、配信中にそのまま商品の購入・決済が完結するのが大きなメリットです。
また、ECモール自体の集客力を活かせるため、新規顧客を獲得したい方にもおすすめです。

ただし出店手数料の負担や競合店の多さがデメリットで、価格競争に巻き込まれやすい面もあるため、ブランディングや認知拡大を主な目的として活用するとよいでしょう。

ライブコマースの代行は代理店に依頼できる

代理店への相談

近年注目を集めているライブコマースですが、実施するには企画立案から台本作成、キャスティング、機材やスタジオの手配など多くの手間がかかります

ライブコマースに興味はあるけれど、人員に余裕が無くそこまでのリソースは割けないという会社も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ライブコマースの代行サービスです。

代理店に依頼することで、専門知識やノウハウを持つプロに一連の業務を任せられます

ライブコマースの代行では何をやってくれるのか

ライブコマースの代行サービスを検討する前に、代理店がどこまでサポートしてくれるかを把握しておきましょう。

ここでは、ライブコマースの代行サービスで依頼できる主な内容をいくつかご紹介します。
代理店によってはワンストップで対応してくれたりスポットで依頼できたりするため、自社が依頼したい範囲を確認してみてください。

企画/コンサルティング

代行サービスでは、企画やコンサルティングの段階から依頼することが可能です。
代行サービスにおける企画・コンサルティングでは、市場調査やターゲット分析をもとにKPIを策定し、ライブコマース全体の設計を行います。

また、配信に出演するインフルエンサーやタレントのキャスティング、配信スタジオの手配まで幅広く対応していることもあります。
視聴者を集めるための集客施策も担うため、企業側は本来の業務に集中しながらライブコマースをスタートさせることが可能です。

制作/運営

ライブコマースの代行サービスでは、制作・運営を依頼することが可能です。
配信をスムーズに進めるための台本作成から、テロップやBGMなどの演出素材の制作まで対応しています。

当日はディレクターが配信全体を統括し、演出面でのサポートも行うため、クオリティの高い配信を実現できます。
また、視聴者対応や各種手続きといった運営作業も代行するため、企業側の負担を大幅に軽減できるのも魅力です

撮影/配信

撮影・配信もライブコマースの代行サービスのサポート範囲です。
代理店が専用スタジオや高品質な機材を用意するため、自社で設備を揃えるコストや手間を省くことが可能です。

配信当日は照明・音響・カメラを担う技術スタッフが対応するため、映像・音声ともにクオリティの高い配信を実現できます。
また、各種プラットフォームへの対応も代行するため、どの媒体で配信するかの選定から実際の配信設定まで一任することができます

代理店の選び方

代理店の選び方

ライブコマースの代行サービスを依頼する際に重要なのが、「どの代理店を選ぶか」です。

ライブコマースの代行サービスを行っている代理店は数多く、それぞれに強みや得意分野が異なるため、どう選べばよいか分からないという方も多いでしょう。
ここでは、ライブコマースの代理店の選び方のポイントを3つご紹介します。

代理店の選び方①費用

ライブコマース代行の費用相場は15万円〜45万円ですが、規模によって大きく変わります。

また、ライブコマース代行の料金体系は、大きく以下の3つに分かれます。
・毎月一定額を支払う「月額型」
・売上に応じて費用が変わる「成果報酬型」
・配信1回ごとに費用を支払う「プロジェクト型」

料金の安さだけで選ぶと、サポート内容が限定されていたり配信のクオリティが低かったりするリスクがあります。
自社の目的や予算、配信頻度などを総合的に考慮したうえで、費用対効果を第一に考えて最適なプランを選びましょう

代理店の選び方②実績

ライブコマースの代理店を選ぶ際は、ホームページなどを見て実績をしっかり確認しましょう。
特に、自社の商材に近い領域での成功事例の有無は重要なポイントです。

商材によって効果的な演出や訴求ポイントは大きく異なるため、同じジャンルでのノウハウを持つ代理店は心強いパートナーになります。
他にも、ターゲットとしている顧客層へのアプローチ実績が豊富であれば効果を期待しやすいと言えるでしょう。

また、「配信後に売上が〇%アップ」など、数字で実績を示せる代理店は信頼性が高いといえます。

代理店の選び方③サポート体制

ライブコマースは、配信そのものだけでなくその後のデータ分析や改善案の構築も重要です
配信で得られたデータをもとに課題を洗い出し、次の配信に活かすサイクルを繰り返すことで、ライブコマースの効果を最大化していけます。

そのため、代理店を選ぶ際は配信後のサポート体制が整っているかどうかも必ず確認しましょう
配信後に提出されるレポートの内容や、今後のライブコマースの改善提案の有無が判断材料となります。

単に配信を代行するだけでなく、自社の事業成長を共に目指してくれる「伴走型」のパートナーかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。

ライブコマース代行の依頼までのフロー

サポートと分析

ライブコマースの代行を依頼する際は、まず「新規顧客の獲得」「既存顧客への訴求」など、何を達成したいのかを明確にしておくことが重要です。

目的が定まったら、前述の選び方のポイントをもとに自社の商材や予算、サポート体制の希望に合った代理店を選びましょう。

気になる代理店が見つかったら、まずは公式サイトから資料請求や問い合わせを行い、サービス内容や費用の詳細を確認することをおすすめします。
複数の代理店に問い合わせて比較検討することで、自社に最適なパートナーを見つけやすくなるでしょう。

ライブコマースの代行とは?依頼の仕方や代理店の選び方|まとめ

本記事では、ライブコマースを行いたいけれど自社では難しいと考えている方に向けて、ライブコマースの代行サービスについてご紹介しました。
ライブコマースは近年需要が高まっている訴求方法で、SNSやライブ配信アプリ、ECモールなどの媒体で実施することが可能です

ライブコマースの代行サービスを行う代理店は増えており、依頼することで企画から台本制作、当日の配信までを任せることができます。
代理店の選び方としては、費用や実績、サポート体制の充実度などを確認して自社との相性を検討するとよいでしょう。

ライブコマースで集客・販売を強化するには、その受け皿となるECサイトの整備も欠かせません
配信で興味を持った顧客をスムーズに購買につなげるためにも、ECサイトの設計・運用は重要なポイントです。

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記事の監修者

EC-Consulting Japan株式会社 代表取締役社長

松下 直人

松下 直人

会社員時代に個人輸入した商品をネットで売ったことがきっかけで、EC事業に目覚める。
その後輸入から販売までのフローを組織化し、EC-Consulting Japan株式会社を創業。
現在は自社で複数のネットショップを運営しながら、自信の経験と自社の成功&失敗事例を元に、副業の個人から中小零細企業まで幅広くサポートしている。

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