【コストコ仕入れってぶっちゃけどう?】ヤフショで既製品販売するならここを抑えろ!【アカウント添削企画】

2023.11.06

Yahoo!ショッピングアカウント個別添削「コストコ仕入れでお悩み」松下直人がZoomで個別添削

こんにちは。
松下です。

今回は、私がLINE公式アカウントの登録特典としてやっている
「Yahoo!ショッピングのアカウント個別添削」

こちらの企画にお申し込みいただいた応募者様のアカウントの添削風景を
皆様にも是非見ていただこうということで、動画にいたしました。

応募者の方のお悩み

今回の応募者の方は、「コストコ販売」
コストコで仕入れた商品を、Yahoo!ショッピングで販売するというビジネスモデルを構築されて実践されている方です。

"コストコから仕入れて販売する”というモデルは以前より流行っていて、実践されている方も多いのですが、
ノウハウが既に広まっているあまり、飽和している為、なかなか売り上げアップにお悩みの方が多いようです。

今回私が、そういったいわゆる既製品の転売に近いモデルで、
「どうやって売っていけば勝てるか」
というところについて、お話ししておりますので、
”コストコ仕入れ→ヤフショ販売”をやっている方はもちろんなのですが、
既製品を仕入れて販売している方にも役に立つ記事・動画になっているかと思います。

Yahoo!ショッピングアカウント個別添削企画

①Yahoo!ショッピングの上位表示対策・キーワードの選定

応募者様の取り扱い商品「フードラップ」の商品ページ

松下:最初に改善していただきたい点なのですが、タイトルをもう少し幅広めに取っていただきたいです。

応募者:幅広めというのは?

松下:要は、この商品が大分類で「ラップ」なのであれば、そのようなビッグキーワードを一番最初に入れるということです。

Yahoo!ショッピングの「ラップ キッチン」の検索結果画面

松下:商品的には、これと同じジャンルですか?

応募者:そうですね。

松下:この食品用ラップの、いわゆる海外・コストコ版で、価格が安いということですよね。

応募者:はい!

松下:であれば、「食品用ラップ」を、一番最初に入れて、既に冒頭に入っているブランド名の「カークランド」は後ろで良いと思います。

応募者:そうなんですね。

松下:「この商品は何ですか?」と聞かれて、一番に「ラップです」と言うのであれば、「ラップ」や「フードラップ」を、キーワードの一番最初に入れるべきです。

応募者:じゃあ例えば、ブリタの浄水カートリッジであれば、「ブリタ」とかブランド名は後ろで、「カートリッジ」とか「浄水」を前に持ってきた方が良いということでしょうか。
松下:そうです!

例えば、「マスク」「不織布」「50枚入り」「おしゃれ」「立体」「口紅が付かない」「息がしやすい」とか。
そして、最後の方に「シシベラ」や「アイリスオーヤマ」などのブランド名を入れるということです。

要は、「頭の方に入れるキーワード」
このキーワードが一番関連性が高いというふうに、システム上ジャッジされるんですね。

もちろん「カークランド」と入れても、上位表示はされるのですが、これはブランド名なのでそもそも後ろに入れてもちゃんと表示されるんですね。
それよりも「ラップ」や「マスク」などのビッグキーワードで関連性を高めた方が、僕はSEO上良いと思っているし、そうしてもらっています。

応募者:なるほど…分かりました!

松下:実際にYahoo!ショッピングの担当者さんとお話しながら、この辺りを擦り合わせしています。
僕のセミナーの資料も、基本的には見ていただいて、内容が合っているかの確認をしてもらっているんですよ。
問題が無いからこそ、Yahoo!ショッピングのストアクリエイターProのトップページに、弊社の資料が載っています。

そして、やっぱり「最初の3つのキーワード」は凄く大事なようです。

応募者:最初の3つ…

松下:現在の応募者様の商品ページであれば、「カークランド」「ストレッチタイト」「フード」この辺りまでのキーワードが、一番検索の影響を受けやすいです。
であれば、「フードラップ」「コストコ」「カークランド」とかでも良いかもしれないですね。
商品については、やっぱり売っている方が一番知っていると思うのですが…

応募者:なるほど。

松下:はい。今お伝えしたことを、その他の全ての商品でやってみていただいても良いのかなと思います。

②ガイドライン改定後の商品画像の差別化について

応募者様取り扱い商品「フードラップ」の商品画像・サムネイル

応募者:1点お聞きしたいのが、1枚目の商品画像あるじゃないですか。
今のYahoo!ショッピングの商品画像の規約を見ると、既に入っている「送料無料」の文言も外さないといけないと思い、徐々に画像を変更しているのですが、例えば、このようなシンプルな白背景の画像で他と差別化するには、今の規約だとどういうことをやれば良いんですか?

松下:例えば、今は白背景か写真背景が規約上認められています。商品的に言うと、これは白背景で良いと思います。

そして今一番適用されているのが、テキスト要素占有率20%以下のルールです。
この「2本セット」の文言をアイキャッチにして配置するのもおすすめです。

下の画像のように、アイキャッチにした方が見やすいですね。

参考商品画像

松下:「2本セット」というのは、文章にすると人は読まないし、読みにくくなるので、基本はアイキャッチにすべきです。

定番なのは目立ちやすい色合いなので、赤系ですね。
ただ赤ベタ塗りだと、正直ダサくなるし、安っぽく見えます。

細かいことを言うと、フォント、色、サイズ、配置が凄く大事なんですよ。

僕がもしこのフードラップを理想の商品画像にするのであれば、
まず1位獲得アイコンを左上に置き、右上に「フードラップ」と入れたいです。
そして、下の部分に「2本セット」のアイキャッチを入れたいです。
もちろんバランス良く、テキスト要素占有率20%以下を厳守します。

ご存知かもしれないのですが、基本的に画像を作るときは、Zの法則に則って作っていただきたいです。

応募者:あまり知らなかったです…

松下:結構ネット販売では定番なので、知っておいた方が良いです。
基本的に、 左上から右下へZを書くように視線を動かして読む傾向があります。

または、Fの法則です。
縦長のブログ系は、Fの法則に則って作られている場合が多いです。

ネットショップの画像はZの法則で見られがちです。
現在Yahoo!ショッピングや楽天などのモールも、Zの法則に則って、画像の左上に1位アイコンを置くようにしています。

応募者:なるほど…文字のフォントはどうでしょうか。

応募者様取り扱い商品「フードラップ」の商品画像・サムネイル

松下:この「フードラップ2本セット」は、丸ゴシック系統のフォントを使われていると思います。
もちろんジャンルにもよると思うのですが、基本的にプロはあまり使わないんですよ。

基本的には、太めと細めの明朝体を使い分けるか、太くて力強いゴシック体の場合が多いです。

太めゴシック体の参考商品画像・サムネイル

太めのゴシック体にグラデーションを入れて、ドロップシャドウを入れて、立体感を出し、文字の大きさと色味で調節しているパターン。
これは昔の規約なので、今は作れないタイプの画像ですが、売れやすいですよね。
商品のパッケージのようにするということですね。

ここの良し悪しで、クリック率が変わってしまうんですよ。
商品を選んでいるときに、目立たないと見られないし、ある程度興味を持たれる内容にしないと、クリックされないです。

ネットで物を売るにあたってしつこく言っているのが、アクセスです。
アクセスを集めるためには、商品画像を充実させましょう。
キーワードをしっかり入れて表示させて、たくさんクリックさせて、そのアクセスの中で高い成約率を得る為です。

③共通画像・2枚目以降の詳細画像の添削

コストコの商品は基本英語なので、正直商品情報は少なくても仕方ないです。
内容を和訳してあげるのが、1番親切ではありますが…

そして、この画像ですね。
少し辛口で言うと、これは正直読まれないです。

応募者様の配送案内・共通画像

ネットショップを見ている方は、集中して見ているわけではないし、この商品を指名で買いに来ているわけではない為、すぐに離脱してしまいます。

配送案内は、このような画像が良いです。

参考の配送案内・共通画像

応募者:上手い…!

松下:これ実は弊社が作った画像なのですが、この場合パッと見でヤマトの色合いだと分かりますよね。

応募者:めちゃくちゃ分かりやすいです。

松下:「ヤマト運輸のネコポスで1日でお届け」という情報が入ってきやすいです。
でも大事なことは書いておかないと後でトラブルになるので、ちゃんと小さく記載しています。
「1日で届くのであれば、買おう!」「17時までの支払いは間に合わないからやめておこう」などの判断がしやすいです。

無条件返金保証の画像は入れておくのがおすすめです、
基本的にはわざわざ連絡来ません。
ただ画像があることで書いやすくはなるので、プラスには働きます。

他にも簡易包装や、延長保証、カスタマーサポート、あとはLINE友だち募集などの動線を作ることで、成約率が上がります。

応募者:なるほど…

松下:2枚目以降の詳細画像においても、これはこれで良いのですが、ちょっと解像度が悪いですね。画像が荒い。

応募者様の2枚目以降の商品詳細画像

松下:ラップの商品紹介をするのであれば、2枚目にこのお悩み訴求の画像を入れるべきです。
その後に「コストコのラップのここが凄い!5つのポイント」のような形で、ポイント1~5までの画像を入れて、
最後に、先ほどのヤマトフルフィルメントの配送案内や返金保証などの共通画像を入れるべきだと思います。

まとめ

松下:御社の商品は凄く良く、そもそもコストコの商品は強いので、下手な中国輸入セラーよりは売れるはずです。

結論改善すべき点は、キーワードと商品ページですね。
ここを改善することで、売り上げは上がっていくと思います。

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記事の監修者

EC-Consulting Japan株式会社 代表取締役社長

松下 直人

松下 直人

会社員時代に個人輸入した商品をネットで売ったことがきっかけで、EC事業に目覚める。
その後輸入から販売までのフローを組織化し、EC-Consulting Japan株式会社を創業。
現在は自社で複数のネットショップを運営しながら、自信の経験と自社の成功&失敗事例を元に、副業の個人から中小零細企業まで幅広くサポートしている。

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