「Yahoo!ショッピングの上位表示対策」は、検索キーワードを入れてはいけない?
2023.11.06
勘違いしている人が多いのですが「Yahoo!ショッピングの上位表示対策」は、検索キーワードを「たくさん」入れてはいけません。
結論「キーワードを絞って」狙ったワードで検索上位を取りに行きましょう。
その為には、
①商品タイトル
②キャッチコピー
③商品説明文
④ストア名
この4つを押さえておけば間違いないです。
以下、解説します。
①商品タイトル
結論から話すと、重要なキーワードを左詰めで埋めていけばOKです。
ヤフショのSEOで一番キーワードの評価が高いのが商品タイトルです。
それも最初に入っているキーワードほど評価が高く関連性があると判断されます。
なので検索対策上では「商品のメインキーワード」+「対策したいサジェストワード」+「その次に対策したいサジェストワード」で対策が基本です。
あとは関連性のあるワードで埋めていけばOKです。
一番左にあるキーワードから右に離れれば離れるほど、関連性は薄くなり検索での評価も落ちます。
これについては、ヤフーさんの担当者の方に確認済みです。
例を挙げると「ブラジャー シームレスブラ ナイトブラ 40代 50代 」こんな感じが良いでしょう。
もう少し具体的に対策しようとするとプレミアム統計を使うべきですが、今回は初心者の方にもわかるように解説したいので割愛します。
文字数は全角で45~50文字までに押さえておくのがおススメです。
理由は、ヤフショの検索アルゴリズムが
商品タイトルの文字数が多すぎると「商品スコアが減点」される仕組みになっているからです。
おすすめ順の表示ロジック=商品スコアがいかに高いかです。
あとは記号や装飾文字も減点対象になるので注意が必要です。
具体的には「【】[]!★☆《》◆<>♪○◎※◇□△▲▼▽」などが対象になります。
よく見てもらうと分かりますが、■は対象外になっています。
しかし文字数の無駄になるので非推奨です。
後はキーワードとキーワードの間は必ず「半角」を使いましょう。
半角なら0.5文字、全角なら1文字使うので使えるキーワードの数に大きく差が出ます。
初心者の方はまずはここをしっかりと押さえておきましょう。
当社の事例で月商4,400万の家電屋さんが、商品タイトルを丁寧に修正しただけで翌月の売上が6,500万まで伸びた例があります。
それほどアクセスを集める為のキーワード選びは重要なのです。
②キャッチコピー
結論、キャッチコピーには「特に上位表示させたいキーワード」を重複して入れるといいです。
理由はヤフショのキーワード評価は「タイトル」「キャッチコピー」「説明文」「ストア名」それぞれ別々だからです。
なので例えば『マスク 不織布 50枚』というキーワードで上位表示を取りたい場合は全部に入れるといいです。
そうする事でおすすめ順の表示順位が上がった事例があります。
ちなみにこれもヤフーの担当者の方に確認済みなので間違い無いです。
キャッチコピーという項目を真に受けて「今だけの限定価格!」とか書くのはとってもサムいので今すぐ止めた方がいいです。
何故なら、キャッチコピーは商品ページにアクセスしないと見れないからです。
そのアクセスを集めるのがキーワードなのです。
③商品説明文
ここは基本的にキャッチコピーと考え方は同じです。
以前は商品説明文に<関連キーワード>と入れて、その下にサジェストワードを羅列しているページが多かったのですが、規約違反のリスクもあり、効果がほぼ無いので非推奨です。
当社調べでは、商品説明文は一番検索への影響が小さいので、対策するなら商品タイトルとキャッチコピーに入っているキーワードをさらに重複させて評価を押し上げるイメージで使うと良いでしょう。
最近だと説明文に「商品名」と記載してその後は商品タイトルをコピペで貼っているセラーが増えていますが理にかなっていると思います。
商品名の紹介なので規約違反になる可能性も低いし検索対策にもなっています。
ただこれに関しては自己責任でやるようにお願いします。
④ストア名
最後にストア名ですが、これはシンプルに自社が一番押している商材の商品名+ストア名にすると良いでしょう。
理由は「検索評価」と「権威性」です。
例えば、あなたが今治タオルを買おうとしたときに
画像と価格が同じなら、どっちから見るでしょうか。
1)松下商会
2)今治タオル専門店 松下商会
おそらく殆どの人が2)を選ぶでしょう。
あと副次的効果としてGoogle検索も取れるようになります。
Yahoo!のドメインは検索に強いので、ユーザーが仮に「今治タオル専門店 通販」などと調べると検索で上位に乗りやすくなります。
ここはやっていない人が多いと思うので、稼ぎたいならかっこいい英語のストア名よりも、おじいちゃんおばあちゃんでも分かるような名前にした方がいいです。
日本人には日本語を使う、当たり前の事ですが出来ていない人が多いです。
まとめ
各項目ごとそれぞれにキーワード評価が割り当てられているので、キーワードが多い商品はサジェスト多めで表示させる事にまずは注力すればいいです。
逆にキーワードが少ない商品は、全ての項目に同じキーワードを入れるのがおススメです。
各項目の評価点数は、100点満点にするならこんなイメージで考えておくと良いでしょう。
①商品タイトル:40点
②キャッチコピー:20点
③商品説明文:20点
④ストア名:20点
厳密にはプロダクトカテゴリとか商品コードとかありますが、
初心者の方はあまり難しい事を考えなくていいです。
しっかりと狙ったキーワードで対策をして、
購買意欲の高い質の高いユーザーに向けて表示させましょう。
そうする事で、商品ページの評価も上がりアイテムマッチなどの
広告費用対効果も改善される事でしょう、
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