中国輸入のカー用品を軸に、8月の売上を前年比332.9%へ
アユラ株式会社 / カー用品・生活雑貨 / コンサルティング
- 会社
- アユラ株式会社
- 業種
- EC物販
- 主な商品
- カー用品(ドアポケットホルダー、カーカバー)、インナー、バスマット、スマホホルダー
- 販売先
- Yahoo!ショッピング
- プラン
- コンサルティング
支援前の課題:商品はあるが、お客様が足りない
アユラは、中国輸入を中心にカー用品や生活雑貨を販売する事業者です。IT導入補助金を活用して支援を始め、最初に取り組んだのは商品ページの制作でした。商品を実際に確認しながら画像の素材を集め、配送方法まで整理したうえで、2026年1月に商品ページを納品しています。
コンサルティングを開始してから分析すると、月の売上目標に対して、訪問者数が3,000〜5,000人ほど足りないことが分かりました。商品の転換率より先に、集客を増やす必要がある状態です。
方針:対象商品に予算を集める
まず売上を積み上げる対象を10商品に絞りました。この10商品は販促費率を15〜20%に管理し、単月で赤字になっても、2〜3か月で損益分岐を超える運用を目指します。それ以外の商品はROAS500〜750%を目標にテスト配信を行い、売れる商品と止める商品を見極めることにしました。
実行した施策
少額テストで広告の土台を作る
5月下旬、コマースアドマネージャーのアイテムリーチを、予算5万円、クリック単価一律25円で試しました。8日間のテストで商品別の実績を集め、6月から本格運用に移しています。その結果、5月と6月のROASはいずれも1,000%を超えました。7月は広告費27,395円に対し、広告経由の取扱高が378,462円で、ROASは1,377%です。
商品名の言葉を並べ替える
N-BOX用のドアポケットホルダーやカーカバーなどは、検索されやすい言葉が先に来るように商品名を整えました。カーカバーでは「カバー」という言葉が重複していたため1語にまとめ、検索順位が下がる要因を取り除いています。主力商品にはポイント5%やPRオプションを期間限定で設定し、販売実績を積み上げました。
キャンペーン日の伸びを数字で確認する
ボーナスストアPlusに参加した日の売上の伸びを分析しました。6月時点の伸びは1日3〜4.5万円、7月時点では5〜6.5万円です。5のつく日などの差が大きい日程を選び、8月は参加日数を増やす判断につなげました。ブースト予約は、入札を5円上げても変化が小さかったため、10円に上げて検証し、効果を確認してから継続しています。
利益が出ない商品は、仕入れる前に見送る
新商品の検討では、販売価格だけでなく、原価、送料、返品率まで含めて試算しました。ある商品は、返品率を20%と仮定すると利益がマイナスになることが分かり、取り扱いを見送っています。一方、スマホホルダーは利益率52%の試算となり、販売を進めました。競合の売上規模も調べ、バスマットは月30〜40万円、スマホホルダーは月15〜18万円を目安にしています。
新商品のページを、初動から立ち上げる
新しく販売を始めたバスマットは、当初は訪問者がほとんど付きませんでした。そこで、商品名に「お風呂マット」「足拭きマット」「ギフト」などの検索される言葉を追加し、アイテムリーチの入札を25円から40円へ一時的に引き上げています。検索経由の流入が少ない初期は広告で販売実績を作り、訪問者が集まった後に転換率を見て価格を判断する順番です。
3か月分の数字で、広告を外す商品を決める
6〜8月の商品別実績を集計し、ROAS400%を下回る商品を入札の削除候補として一覧にしました。1か月の結果だけで判断せず、3か月の合計で判断することで、季節や販促日の影響を抑えています。商品別に見るとクリックの約2割が購入につながっていなかったため、この費用を売れる商品へ回す判断につながりました。
在庫の準備を売上計画に組み込む
商品ごとに仕入れ量と倉庫の条件を確認し、ブラックフライデーや超PayPay祭に向けて売れ筋の在庫を確保する計画を立てました。広告で訪問者が増えても、在庫がなければ売上にはなりません。集客と在庫を同じ打ち合わせで管理しています。
成果:3か月連続で前年を大きく更新
| 2026年 | 取扱高 | 前年比 |
|---|---|---|
| 6月 | 864,705円 | — |
| 7月 | 1,158,196円 | 161.80% |
| 8月 | 1,855,266円 | 332.9% |
| 9月 | 1,406,627円 | 209.52% |
| 10月 | 598,617円 | 133.04% |
売上を伸ばした主な要因は、コマースアドマネージャーによる訪問者数の増加でした。訪問者が増えても転換率を維持できたことで、そのまま売上の増加につながっています。
今回のポイント
少額のテストで売れる商品を見つけ、効率を確認してから配信を広げる。新商品は仕入れる前に利益を計算する。この順番を守ることで、資金に限りのある事業者でも、広告費を無駄にせず売上を伸ばせます。
どこから伸ばせるか
無料で診断します
現状の数字を見ながら、代表の松下とコンサルタントが優先順位をご提案します。カー用品・生活雑貨のご相談もお任せください。
無料で相談するお電話でも受付中 06-7777-5969代表取締役 松下 直人
サービスの詳細:Yahoo!ショッピング コンサルティング / 支援実績の一覧へ戻る
マスクからアパレルへ広げ、月商300万円に迫る
学習塾の経営者がEC事業へ参入し、年商5,000万円に
車のコーティング用品で、売上195%アップ